見知らぬタクシー運転手との世間話をとおして、いろいろと情報を得ることができるのが、タクシーのいいところ。
そういう機会がないのが少々寂しい、と感じていた頃、
先日、Uberを初めて利用するチャンスが到来しました。
これが、なかなかのもの!
まずは、車が個々人の所有するもので、手入れが行き届いていて綺麗。
車も古くない。
それに反して、イエローキャブ(タクシー)の場合、車のシートが破れかけていたり、埃っぽかったりするし、タクシー運転手は移民系の人が多く、英語が聴き取り難かったりもします。
(もっとも、私の英語がネイティブだったら、外国語訛りの英語も問題なく聴き取れるのでしょうが・・・。)
そして、事前にオンラインで予約し、支払いも済ませているので、ドライバーとの金銭のやりとりやチップの支払いを気にしなくていいので、バッグを開けたりしなくていいから安心。
その上、タクシーよりも安価。
世間話に花が咲き、日本でタクシー運転手と世間話をしているような錯覚。
Uberに感動したのは、私ひとりではありません。
数週間前に、80代半ばの義母がボストンに旅した時に、帰りの便に、親類宅-空港間にUberを利用しました。
ピックアップの速さ、ドライバーが知的ジェントルマン、キャッシュの受け渡し無しの便利さに感動しきっていました。
そういう義母は、しばらく、口を開けば、Uberの話しばかり。
将来、Uberのドライバーが自動運転になったり、ロボットに置き換えられたら、どういう会話になるのだろうか、と想像してしまいました。
客が何か質問すれば、人工知能を駆使して素早く情報を見つけ出してくれることでしょう。
客のレベルに応じて、多岐にわたる分野の会話ができることになるのでしょう。
遅かれ早かれ、そういう時代が来るのでしょうが、あと10年は、確実にナマの人間との生きた会話を楽しめるはずです。
来月の休暇では、訪問先でUberを利用して、ローカルの人しか知らない現地情報もゲットしよう、と、決心。
そうそう、見栄を張りたいときは、アップグレードして高級車に指定する手もありますね。
それでは、みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んで来ますように!
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