すでに私が高校生だった時代でも、農業高校に進んだ人がいた記憶がありません。
少子化の関係や人気度合いの低さもあり、かなり前に閉校したようです。
今日は、最近アメリカで新しく誕生している、将来の成長分野に着目して新設されている学部の紹介です。
しかも、日本では統廃合や廃校に追いやられている農業系の分野です。
遠くは古き時代から人類が活用していたアクアポニックスでも紹介していますが、これもサステイナブル農業の一例です。
土を使わずに水で栽培できるシステムです。
これからは、都市部でも取り組める都市園芸が注目を浴びています。
英語でアーバン ホーティカルチャー (urban horticulture) と呼ばれるものですが、サステイナブル農業も、この傘下に入ります。
土と人の暮らしは昔から切り離せません。
インダス文明でもそうですが、大きな川に沿って文明は発達してきました。
川が氾濫するたびに、土が肥えてきました。
電子力発電など無い時代でした。
ところが、時代とともに都市化が進み、ライフスタイルも変わり、街づくり自体が変わってきました。
同じ分野であっても、時代の変化とともに、姿を消していく学校と新しく設けられている学部。
もうすぐ、3.11から5年が経過します。
世界中の人が「フクシマ」を知るに至りました。
農家の方たちには、今も風評被害の影響があることかと察します。
みなさんのもとにいいことがたくさん舞い込んできますように。